今回は、今が旬の眼張(めばる)!!をご紹介します。
春の魚としても呼び声高いメバルは、北海道から東北(日本海・太平洋側)にかけて生息し、新潟でも県内各地で水揚げされます。正式にはウスメバルと呼んでおり、年間通して水揚げがありますが、主な旬としては2月~4月頃、タケノコの出る時期により美味しくなります。
新鮮な良いものの見分け方として、魚体が丸々として身に張りのあるもの、表面の特徴的な赤色が濃くはっきりしているもの、目がすんでいるものが良いとされています。
撮影風景
撮影現場の裏側を少しご紹介します。
弊社 山本 鮮冷部長と、NHK新潟放送局 の片山キャスターの出演です。
番組内でご紹介した調理例
メバルの煮付
新鮮なメバルは煮付にすると大変美味しく召し上がれます。
少し深めのフライパンに入る程よいサイズのメバルを選びウロコ・内臓をとってよく洗い下準備をしたら、皮目に十字の切れ目を入れます。
フライパンに醤油・お酒・水・みりん・に薄切りにした生姜を入れ煮立たせたら、メバルを入れ落し蓋をして中火で6分、様子を見ながら時々スプーンで汁をかけながら汁が無くなるまで煮詰めます。
煮詰めている途中でゆでたけのこを入れると、季節感が増して良くなります。
メバルのお刺身
鮮度の良いメバルはやはりお刺身で食べるのが大変美味しいと思います。
メバルはひれが固くトゲのように刺さる事がある為、あらかじめハサミなどで取ってしまうと良いでしょう。
ウロコをとって頭を落とし内臓をとったら血合いを良く洗い流してください。
腹骨や身の真ん中に縦に骨がありますので取り除いたら皮を引いて刺身に下ろしてお召し上がりください。
鮮度が良いと白身の濃厚な味わいとコリコリとした食感が楽しめます。
生で食べることに不安がある方は、24時間冷凍するとよいでしょう。