喉黒(のどぐろ)【2024年9月13日放送】

喉黒(のどぐろ)【2024年9月13日放送】

今が旬の喉黒(のどぐろ)をご紹介します。

脂があり高級白身魚で知られるのどぐろは、その名の通り口の奥ノドまで黒いのが特徴です。
実は、のどぐろは通称であり、正式名称は、赤睦(あかむつ)です。(のどぐろ=あかむつ)
通称の方が有名で、各地で様々な呼び名があります。

主な産地は、有名なところでは鳥取県や島根県・山口県での漁獲量は全体のほとんどを占めていますが、秋田や山形、新潟、石川などの日本海側でも比較的漁獲されます。

新潟県は今年の6月から高規格基準を満たした​のどぐろを「美宝(びほう)」と名付けてブランド化していくという事を発表しました。「美宝(びほう)」のブランド基準として「400g以上」「選ばれた地域、漁師のみが漁獲」「徹底した品質管理」で高品質なのどぐろを出荷しております。

              ブランドのタグが付いております

のどぐろは高級魚ですので、特に大型サイズは一般のスーパーではあまり見かけることが無いと思いますが、鮮魚センター、専門店などでお見かけした際は、目が澄んでいて表面の赤色がしっかりしてつやのあるものをお買い求めください。

 

 

撮影風景

撮影現場の裏側を少しご紹介します。

弊社 相田課長代理と、NHK新潟放送局 の矢田キャスターが出演しております。

 

番組内でご紹介した調理例

 

のどぐろの塩焼き

のどぐろと言えば、定番中の定番!!塩焼きが脂や身の味が一番よくわかると思います。

のどぐろの表面を良く洗いエラと内臓をとります。水気をふき取りノドグロの両面にまんべんなく塩を振りかけます。キッチンペーパー等で包んでしばらく置くと、余分な水分や臭みがキッチンペーパーにうつります。しばらく置くことで塩気もなじみ美味しくいただけます。
身に包丁で切れ目を入れ、魚焼き機でじっくりと焼いてお楽しみください。

 

 

のどぐろの刺身

鮮度抜群ののどぐろは、ちょっと贅沢に『お刺身 』にするのはいかがでしょうか。

場所によって脂の乗り方は違いますが、塩焼きとは違ったさっぱりとした上品な味わいがあります。
刺身に切る場合は、表面の皮はしっかりして食べにくいと思いますので、皮を引いたり切れ目を入れたり、表面を軽く炙るとより脂が出て美味しくなります。

贅沢な食べ方ですが、おススメはやはり炙りです。