今回は、佐渡牡蠣(さどがき)をご紹介します。
牡蠣には主に夏(6月~8月)が旬の岩牡蠣と、冬(10月頃~4月頃)が旬の真牡蠣の2種類です。
佐渡の加茂湖で育てられる養殖の真牡蠣は、種カキ(牡蠣の赤ちゃん)をホタテの貝殻につけたものをひもで結び、海中にぶら下げます。海水と淡水が混ざる汽水を好み、海の栄養を蓄え大きく育ちます。養殖と言っても育つための環境を整え、海の栄養で育っておりますのでちょっと意味合いが違うかもしれません。
カキは「海のミルク」と呼ばれ、鉄・亜鉛・ビタミンB12・タウリンやグリコーゲンなどの様々な栄養素がバランスよく含まれています。
佐渡牡蠣は特に臭みが少ない上に大きく、味も濃厚ですので非常に評価が高くなっております。
撮影風景
撮影現場の裏側を少しご紹介します。
弊社 山本 鮮冷部長と、NHK新潟放送局 の上岡キャスターが出演しております。
番組内でご紹介した調理例
佐渡牡蠣のグラタン
贅沢にもグラタンに牡蠣を入れてみました。
牡蠣は軽く洗い水気を取って小麦粉をまぶして先に軽く焦げ目がつく程度に焼いておくと縮みにくくなります。ホワイトソースに負けない牡蠣の濃厚な味わいが楽しめますので、メニューの一つとして是非お試しください。
佐渡牡蠣の佃煮
佐渡牡蠣の特徴である臭みが少なくサイズが大きく味も濃厚なカキは佃煮にしても大変おいしく頂けます。
カキは塩を振って身が崩れない程度に汚れが出なくなるまで洗います。生姜を千切りにしたものと、醤油・みりん・お酒・砂糖を鍋に加えて沸騰させます。鍋にカキを入れたらアクを取り身がふっくらしたら一旦鍋から取り出します。残りの煮汁を煮詰めて水分を減らし、再びカキを入れて煮詰めます。煮詰めすぎると身が小さく硬くなりますので調整してください。