
今が旬の鮟鱇(あんこう)!!をご紹介します。
日本各地の水深100m~400mの海底に生息しています。新潟でも県内各地で水揚げされますが、特に村上市~新潟市にかけての県北や糸魚川市が主な産地です。主な旬は1月~2月、産卵期前は栄養を蓄えて脂が乗り、身はもちろん肝臓(あん肝)も大きくなりより美味しくなります。クセのない白身で、皮にはぷるぷるコラーゲンがあり、捨てるところが無いと言われております。
新鮮な良いものの見分け方としては、解体されカットされたあんこうの身に透明感があるもの、薄ピンク色の物が良いとされています。
今年は、例年並みの漁獲量ですので比較的お求めやすい価格で並んでいると思います。スーパー・鮮魚店などで見つけた際は是非ご賞味ください。
撮影風景
撮影現場の裏側を少しご紹介します。
弊社 相田課長代理と、NHK新潟放送局 の矢田キャスターが出演しております。
番組内でご紹介した調理例
あんこう鍋
あんこうを使った冬の定番料理と言えばあんこう鍋!!鍋が美味しい季節になりました。
鍋に入れるあんこうは生のもの、あん肝は生であれば軽く10分ほど蒸します。
蒸したあん肝は、土鍋を弱火にして軽く煎って脂が出てきたら味噌などを入れ、さらに醤油、みりん、出汁など加えて鍋のスープを作ります。
あらかじめ切った野菜や、あんこうの身を入れて最後に残りのあん肝を入れたら完成です。
あん肝が解け出たスープは、本格的な濃厚な味わいです。
あんこうの唐揚げ
あんこうの身はふわっと柔らかく非常に淡白ですので、味を付けて唐揚げにすると大変美味しく召し上がれます。
ポイントは身の水気を良くふき取ることです。
あんこうを適当なサイズにカットしたら水気を取り、ボウルに醤油と日本酒を同量合わせ、おろした生姜を少々入れてあんこうを約10分ほど漬けます。
小麦粉・片栗粉をまぶして170℃の油で揚げます。油をよく切ったら熱いうちに召し上がり下さい。